WACCについて知っておいてもらいたいこと
July 16, 2007 6:57 AM written by Roberto Hongo

こんにちは。ロベルト本郷です。ファイナンスリテラシーを高める、といいながら、いきなりROE → WACCに入っているというちょっと内容に、今更ながら「ちょっとS気味?」と思っています。30年目の覚醒でMからSに転生する日も近いのか!?
今回はROEに話を戻します。「新聞記事をスルーしないために。ROEについて考えました」「ROEのお話から資本コストについて考えてみる」の続きです。
今回はWACCについてです。
WACCとはWeighted Average Cost of Capitalの略で、「(株式・負債)資金調達平均コスト」のことです。まず最初に式を書いてしまいます。
WACC=有利子負債/(有利子負債+株主資本)×負債調達コスト×(1-税率)+株主資本/(有利子負債+株主資本)×株主資本コスト
このWACCについて知っておいてもらいたいことが二つあります(多少乱暴ですが)。
- 経営者が最低限クリアしなければいけないリターン
- WACCを下げれば(負債調達比率を上げれば)、ROEは上昇する
1.についてはもはや自明の理なのですが、株主資本のコストは「タダ」あるいは「配当だけ」と考えている経営者は残念ながら多く、 まだまだWACCの概念は浸透しているとは言いがたいです。
また、2については、まず(よほどの状況でない限り)「負債コスト<株主資本コスト」であることを踏まえることが重要です。より調達コストの低い資金が占める割合が多ければ、トータルコストも低下しますよね。しかし、負債比率が多すぎると、会社はつぶれてしまうので、WACCはバランスを取る意味でも重要な意味を持ちます。
企業価値を求めるときに、WACCを知ることは非常に大切です。まぁそれはまた今度。
【百式管理人のコメント】う・・・だんだん難しくなってきた・・・。
さて今回はWACCについて。教科書的には知っていましたが、いままでの流れを踏まえるとちょっとわかったような。つまり、企業が出さなくちゃいけないリターンの目安になるということですよね(かな?)。それとROEを比べつつ、「これっておかしくね?」といった企業が見つけられると投資的に有利になる、ということかな?
そして最後に書いてありますが、企業価値を求めるまでの道筋が知りたいですね・・・きっと説明してくれるでしょうが。それがわかれば株価が今適正かどうかがわかるので安心して投資できるとかなんとか・・・思ったりはしますが、まぁ、そんなに簡単にはいかないのかも。もちょっと話が進んできたらまとめて質問をしたいと思います。
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