日本は世界の10%弱である(分散投資のススメ)
July 18, 2007 3:43 PM written by

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こんにちはロベルト本郷です。今更ながら、HDD録画しておいたウィンブルドン男子シングルス決勝を堪能しました。フェデラー=ナダルの対戦はもはや芸術の域ですね。思わず部屋で素振りをしたら、壁にラケットぶつけちゃった。アチャー。

さて、外国株投信や外貨建資産が花盛りな今日この頃ですが、それでも日本の家計金融資産に占める外貨建資産の割合って5%に満たないって知ってました?

今日はこれにからめて分散投資についてちょいとまとめました。

■ 事実:世界の時価総額 (World Federation of Exchangesより、2007年5月末時点)

いろいろありますが、強調したいポイントは二点。

  • バブル期に、東証とNYSEの時価総額はほぼ同じだったが、今や3.5倍近い差に・・・
  • 香港、上海、インドの時価総額合計は日本を上回っている。

以下、詳細なデータです。単位はM US$です(資料はこちら)。

NYSE1649244829.84%
東証46791558.47%
Nasdaq40606577.35%
ユーロネクスト41996797.60%
ロンドン40230597.28%
ドイツ19732273.57%
香港19184753.47%
上海17922233.24%
トロント18233523.30%
スペイン15152082.74%
オーストラリア13245412.40%
スイス13184552.39%
OMX(北欧)12959842.35%
イタリア11229392.03%
韓国10005131.81%
ムンバイ10054411.82%
NSE India9618941.74%
世界総計55261629100%

■ 考察

最近は証券取引所の合従連衡が活発です。NYSEとユーロネクストは合併したし、ナスダックはOMXを買収したし。

東証もシンガポール証券取引所に出資とかしているけど、シンガポール取引所は韓国の半分くらいの市場だし、出資(確か10%くらい)してもしょうがなくね?と。

この世界的な取引所再編ネタは面白いのですが、これはまた後日、として。

僕が思うのは『自分の資産の100%近くを、世界の10%弱の市場に一点集中投資するのはリスクが高すぎませんか?』ってことです。

分散投資は、投資におけるイロハのイです。その定義に関しては、Vanguardのページが詳しいので、以下引用します。

分散投資とは:

分散投資とはより多くの金融資産に投資資金を振り分けることによってリスクを分散させることを意味します。つまり、ある1つの金融資産への投資がうまく行かなかった場合に起こるポートフォリオ全体に対する影響を小さくすることが出来るのです。

分散投資の方法:

  • 短期金融商品、債券、株式の主要な資産クラスの全てをもつ。不動産や貴金属に投資することによってさらに分散化を行う投資家もいます。
  • 主要な資産クラスの中でも、経済の状況に応じて異なる動きをするような、様々なタイプのものを選ぶ。(例としては、中期債と長期債、成長株と割安株など)
  • 国内証券と外国証券の両方を持つ。
  • 証券1つ1つではなく、投資信託を持つ。投資信託は、投資家の資金を集めて、1つもしくは複数の資産クラスに属する幅広い証券に投資します。

投資信託会社なので、最後は宣伝になってしまっていますがw、おおまかな定義はこれで完璧だと思います。もちろん、株式だけでなく、債券や不動産や商品など、幅広く投資する必要があるので、この時価総額はあくまで株式の投資においてのみ、頭の片隅においていただけると嬉しいです。

ちなみに僕の資産(といっても大学卒業時に『ゼロ』だったのでたいしたことありませんが)は、現在のところ以下のとおりになっています。

  • 日本の現金
  • 日本の不動産
  • アメリカの債券
  • アメリカの株
  • スイスの株
  • インドの投資信託

でもそれぞれの投資金額ウェートの配分はやや(かなり)不満です。金額はナイショだよ♪お金がないから、家を買うと、不動産のウェートが大きくなってしまうのです・・・。

経験則では、株は自分の資産の3割程度、現金は2-3割程度が宜しいかと。あと、投資信託よりは、ETFの方が手数料が安くて分散投資にはオススメですよー。

今回は以上です。ではでは。

【百式管理人のコメント】

今回は分散投資について。日本の世界に占める時価総額が10%、という前回のお話の続きですね。たしかに彼の言うように一箇所に持っておくのは怖いかもですね(個々人の戦略なので、あくまで個人的な感想として)。

分散投資にしろ、集中投資にしろ、自分が何をしているかわかった上で行うことが大事ですよね。今回のお話も勉強になりました。できるところから投資のチャンスをうかがいたいものです。今度海外に行ったらちゃんと調べようっと・・・。

あと、恥を恐れずにいえばETF、知りませんでした。ここに説明があるのでよろしければ。

取引所再編ネタも楽しみにしていたいと思います。

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コメント一覧

こんにちは。
今日は、百式管理人さんのツッコミ物足りなくないですか?
と、コメントにツッコミを入れてみました。

そういえば、昔、マネックス証券のメルマガで、
インデックスファンドで月々積立し、ある程度まとまったら、
ETFに切り換えるという方法を紹介していましたね。

by ikadoku | 2007年07月18日 18:23

日本で投資していても10%ですか。
具体的に数字を紹介して頂けるので有り難いです。

ただ、海外の個別株を国内株と同じように情報収集・分析するのは難しいので、チャンスは90%あってもゲットする率は低くなるでしょうね。

現実的には、インデクス、信託を買うという形になりますかね。

中国はだいぶ上がってしまったので、個人的にはブラジルに興味がありますが、ブラジルのインデクスは一般の人にも簡単に買えるのでしょうか?

どなたか情報提供お願いします。

by あおき | 2007年07月30日 09:32

> あおきさん
コメントありがとうございます。
確かに、海外投資は時間と言語の面で普通の投資家には敷居が高く見えるかもしれません。
しかし、成長のとまった日本において、日々勉強しながらリターンをひねり出すのと、インドやブラジルの「ど真ん中銘柄」を買っておくのと、期待できるリターンは後者の方が高いような気がします、、、

ブラジル市場関連の投資信託では、HSBCブラジルオープンとかがあったと記憶しています。

ブラジルは、世界で唯一、食料を世界的に供給できる余地のある国だと思っています。

by ロベルト本郷 | 2007年07月30日 14:59

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